う蝕関連菌検査CARIES-RELATED BACTERIA TEST
う蝕とは
う蝕とは、口の中の虫歯菌が私たちが食べた食べ物をエサにして強い酸を出し、歯を溶かしてしまう感染症のことです。う蝕された歯は、一般的にむし歯と言われています。
むし歯菌の量
口腔内に存在するむし歯菌の数が多いほど、リスクは高くなります。
歯を守る力
歯を守るには、唾液の量や質が関係します。唾液が酸を中和する能力は、人によって違います。中和する能力が低いと、酸が酸化されず、う蝕を発症しやすくなります。
食生活習慣
食べる回数は、むし歯菌の発生に関係します。また、砂糖の摂取量が多ければ多いほど、リスクは高まります。
「オーラルテスター」でむし歯を予測しよう
オーラルテスターとは
当院ではう蝕関連菌検査を行う際に、トクヤマデンタル社が提供している「オーラルテスター」を使用しております。
検体採取からむし歯菌(ミュータンス菌)の菌数レベル、唾液緩衝能(唾液を中和する能力)の判定まで20分以内で終了します。
1回の歯科診療時間内に、検査結果と患者への説明や指導まで行うことができます。
「カリエスリスク判定」でむし歯の発生リスクを予測する
むし歯の発生リスクを予測する「カリエスリスク判定」は、むし歯菌の量や唾液の分泌量、唾液の緩衝能、プラーク量、食事回数、フッ化物使用の状況などを総合的に判断して行われます。
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